戦後

昨日、ドイツのある大きな町で第2時大戦の不発弾が見つかり、その処理が行われた。住民は別の区域のホテルや公民館のような所に避難することを義務付けられ、交通網も機能しなくなった。戦後から70年が過ぎた今でもドイツでは「不発弾処理」のニュースは珍しくなく、少なくとも1年に1度くらいはあるような気がする。私が住んでいた町でも数年前に同じようなことがあり、たくさんの人が避難をした。幸い私たちが住んでいる地区ではなかったけれど、そこには大きな病院が幾つかあり入院患者がいる。本当に大変なことだったようだ。

ナチスに加担した人の裁判が今でもある。被告人のほとんどは90歳前後の高齢者。自分の身を守るためにナチスの一員として働かなければならなかったと思うと、個人的にはとても気の毒にも思う。戦後70年の間、どんな思いで生きてきたのだろう?戦後、月日が流れてから事実を知らされた家族はそれをどう思っているのだろう?そう考えると答えが出ない。でも罪は罪なのだ。私ならどうしていただろう?状況も状況で、自分の身を守るために命令に従っていたのではないだろうかと思う。なんとも言えない気持ちになり、心が痛む。

ドイツの戦後は今も「現実」として続いている。

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